2020.04.16
培養室長就任のお知らせ
4月より培養室長が沖津 摂氏に変わりました。
<培養室長より就任のご挨拶>
大変素晴らしいご縁をいただき、2020年4月より楠原ウィメンズクリニックの培養室長として仕事をさせていただくことになりました。大学基礎動物分野で発生工学を学んだ後、これまでの25年間、生殖補助医療(ART)分野で胚培養に携わってきました。
ARTにおいては、医師が担当する卵巣刺激や黄体期管理などと共に、実際に卵母細胞や精子、胚の取り扱いを行う培養士の深い専門知識と技術力が治療成功の重要なkey pointとなります。
これまで培ってきた経験を最大限に活かし、たくさんのART治療施設の中から当院を選んでお越しくださった不妊に悩む患者様方に感謝しつつ、一日でも早く健やかなお子様を授かっていただけるよう、最大限尽力してまいりたいと思います。培養士の仕事の多くは裏方業務ですが受精や胚の発育、凍結など、培養室に関することで疑問に思うことや尋ねてみたいことなどございましたら、外来の先生方や看護師さんなどを通じて、どうぞお気兼ねなくお呼びください。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
培養室 沖津 摂
<経歴>
学歴
昭和63年4月 岡山大学 農学部 総合科学研究科 入学
平成4年3月 同 卒業
平成4年4月 岡山大学 大学院 農学研究科修士課程 入学
(家畜繁殖学教室に在籍 指導教官:丹羽晧二教授)
平成6年3月 同 卒業
平成6年4月 岡山大学 大学院 農学研究科博士課程 入学
平成6年12月 同 退学
平成7年5月 徳島大学医学部 医学専攻生
(産婦人科学教室に在籍 指導教官: 青野敏博教授、
苛原 稔教授)
平成14年7月 徳島大学医学部より学位を取得
職歴
平成7年1月 三宅医院 入職 採用
令和2年4月 三宅医院 退職
令和2年4月 楠原ウィメンズクリニック 入職
現職
一般社団法人 日本臨床エンブリオロジスト学会 理事長
日本受精着床学会 理事
日本IVF学会 常任理事
生殖バイオロジー東京シンポジウム 世話人